「再生」・「復活」の技術について

「再生」・「復活」の技術とは、消費者に使用され、役目を終えた商品(廃棄物・やっかい者)に光を当て、姿・形を変換させて
全く新しい役目の命を持つ、新たな商品に作り上げる技術です。
まずは価値ある資源の塊である使用済みタイヤと使用済みプラスチックに着目しました。

タイヤから電池へ

走り終えたタイヤがルネシス技術(「再生」・「復活」の技術)で電池素材に変換されて、姿・形を変えて高性能な蓄電池へと生まれ変わります。 新たな役割を受け取った電池『タイヤ電池Ⓡ』は、再びその役割を全うします。

タイヤから電池へイメージ

電気を作る(発電)

電気は様々なエネルギーの変換技術で生み出されてきました。(発電技術) エネルギーには、核分裂や核融合など想像もできない原子力エネルギーから、高い場所から低い場所の高低差による重力エネルギー(水圧でタービンを回す水力発電に応用)や、化石燃料を燃やした熱量で水蒸気を作り、タービンを回して火力発電になる火力エネルギー等様々なものがあります。

原子力エネルギーは危険ということで、今では再生が可能なエネルギーの太陽光や風力、波力、地熱、植物(バイオ燃料)からの発電へと社会の声は大きく変わりつつあります。

社会では、再生可能エネルギーに最大の注目が集まっています。

発電イメージ

電気を蓄える(蓄電)

電気を蓄える技術は昔からありましたが、高容量化はソニーのリチウムイオン電池の製品化で始まります。(1990年代)
蓄電技術が高度に発展していれば各電力会社が発電する深夜電力を各家庭、各会社がそれぞれに蓄電して必要な時に使用すれば産業界はもっと高利益を生み出し、各家庭はもっと楽な生活となることが想定できます。

現在までは24時間発電され、電気需要の高い昼間に合わせて発電するので、深夜はその発電量が垂れ流されています。
無駄な電気代を各自が負担している状態です。
これまでの各電力事業者は、発電を中心とした考えを持ち、電気を蓄えることに目を向けず、発電技術に没頭してきました。
社会も要求しました。また、蓄電技術を疎かにしてきたのは、「資源は無限で地球は豊かである」という錯覚の事業となっていました。
資源は限りがあること。これ以上の化石燃料の燃料では、環境汚染に歯止めがきかないこと。
東日本大震災で原子力発電は危険で未曾有の事態では制御不能であること。
様々な要因が重なり、今では再生可能なエネルギーへの転換が重要であるという声があがっています。

注目の再生可能エネルギーは、太陽光発電・風力発電・波力発電・海洋温度差発電・地熱発電・振動発電や排熱発電や熱電発電などの環境発電etcがあり、「発電」の技術開発は急ピッチに進行しています。
しかし、「蓄電」という概念がまた低い位置に置き去りにされています。(スマートグリッドは、蓄電も考慮しています)
「発電」と「蓄電」が組み合わさり、必要な時に必要な電気エネルギーを使える社会システムの構築まで20年が必要と言われます。原因は、蓄電池の更なる高容量化と低価格化の解決ができていないからです。

「蓄電」の高容量化と低価格化への技術開発を見てみますと
2017年現在は、蓄電技術において世界の特許申請中、75%を日本人が占めて、その中にはリチウムの希少性から、次世代二次電池としてナトリウムとマグネシウムで二次電池を作り出す技術も進行しています。

技術開発の方向性

(株)ルネシスの『タイヤ電池Ⓡ』はリチウムイオンで構成した電池を第一弾のシリーズとし、その方向性は、ナトリウムイオン電池やマグネシウムイオン電池及びカルシウムイオン電池へのシリーズ化を目指し、技術開発を進めます。
用途は民生用小型『タイヤ電池Ⓡ』から、街路灯、未来型ロボット、電動バイク、電気自動車も目指します。

再生可能なエネルギーは再生を可能にした『タイヤ電池Ⓡ』で
再生可能エネルギーという言葉と政治的政策と社会的風潮は動き出しました。
この流れを更に確固たるものにする為には、「蓄電」技術は必須となります。