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代表挨拶

代表挨拶

当社は、産業廃棄物である廃タイヤを処理する技術をヒントに、残渣物から蓄電池をつくり出す研究を始め、佐賀県みやき町にて蓄電池開発に取り組んで参りました。その名もタイヤ電池®です。
2012年には、硫黄成分をタイヤ素材の中に含めたまま有効活用することで、電池の硫黄系正極素材(次世代素材)をつくり出す技術に成功し、世界18カ国で特許を取得。その翌年にはタイヤの炭素から負極素材を製造することにも成功しました。しかし、そこから低温でリチウムを正極素材に含有する技術の解明まで、6年間もの研究期間を費やしました。
この試行錯誤を経て、リチウム、ナトリウム、マグネシウム、はもちろん、カリウムやカルシウムといったあらゆるイオン原料を正極に含有させることに成功しました。更にこれらのイオン原料が身近にある木々や植物の燃焼灰、卵の殻、洗剤などの原料から製造できることを発見しました。廃タイヤから正極・負極の素材を製造するだけでなく、両極間を流動する各種イオンを含有した電極素材においても、世界初の製造に成功しました。

現在、身近なイオン原料を使った次世代に向けた再生可能エネルギーの開発を目指しています。例えば、街路樹を剪定した枝葉でイオン原料を製造し、そのイオン原料を含んだ蓄電池をソーラー街路灯に搭載することができます。タイヤ電池®は街路灯のみならず、ソーラーなどの再生可能発電と繋ぐことにより、住宅にも応用できます。ソーラーパネルより生み出したエネルギーを家の電気やお湯などに活用できれば、電気は「買うもの」から「つくるもの」に変化します。各家庭でエネルギーを作ることができ、災害にも強い社会を私たちは目指しています。
タイヤ電池®を水力・風力・バイオマス・ソーラー等の再生可能発電と組み合わせて活用することで、石炭・火力・原子力発電に代わる新たなエネルギーとして世界中の人々に使用していただけることを期待しています。タイヤ電池®の技術により、世界各地で廃棄される廃タイヤと自然素材の原料を組み合わせた蓄電池によって、エネルギーフリーの世界が実現されることを心より願っております。

当然のことながら、使い終わった「タイヤ電池」は、リサイクルされます。再び電池という姿ではなく、イオン原料を含む植物たちの肥料としての循環や有機野菜用の肥料としての研究も進めています。

株式会社ルネシス
代表取締役 山﨑 貞充

会社概要

社名株式会社ルネシス
Renaisis Co., Ltd.
所在地〒840-1106
佐賀県三養基郡みやき町市武875
TEL0942-80-3448
資本金1億3137万5000円(2023年10月31日現在)
事業内容研究・開発
資源リサイクルシステムの設計・施工・管理 ・発電・蓄電商品の素材開発及び商品の販売
特許登録第6266655号(日本)
第1750333号(韓国)
第ZL201480069320.0号(中国)
第9,991,516B2号(アメリカ)
第2,937,220号(カナダ)
第3086391号(13カ国EU特許)
商標登録『タイヤ電池』を中心に取得

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